降格の意味

日ハムの中田選手が二軍降格になりました。

普通、二軍降格と云えば、印象は良くないのですが、
今回については、ネガティブに捉える事はないと思います。

このまま一軍にいても出場機会は少ないので、将来を考えれば
今は二軍であっても経験を積ませる方がベターです。

彼は一軍で、主に代打として出場しましたが、もともと代打で結果を出すタイプではなく
1試合の中で、試合を決める一本を打たなければならない選手ではないでしょうか。


今回、彼が上がった時に現場はどういう起用をするのかと観ていましたが、
もし彼への将来のビジョンが、クリーンアップ候補であれば、1試合トータルで数試合出して欲しかった。


もちろん結果を残せなかった場合は、落とせば良いし、
二軍と一軍の違いを彼に認識させる為にも効果的だと思います。

例えば巨人の中井選手は、まさしくそうで、上手い育成方法だと思う。

彼は、これまでに2度上がって、その都度スタートで
起用されています。

そして一軍のスピードを体験し、またファームで鍛え直す。
何が足りなかったのかを身をもって理解出来ます。

本当に理想的なプログラムです。

おそらく本人も非常に高いモチベーションで、毎日を過ごしていることでしょう。


中田選手も、今のファームでは敵なしのところまで来ているのだろう。
結果を残して、上げてもらい、上の現実を体験し、
その繰り返しが、いずれ彼を大きくすると思います。
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獣王無敵

出場機会はほとんど無いが一軍にいるのと、二軍で毎試合出場しているのと、選手にとってはどちらがしあわせなんでしょうか?

一軍で出場機会の無い選手が、昼間ファームの試合に出場して調整するみたいな話をたまに聞きますが、こういう形でも一軍にいる意味はあるんでしょうか?

by 獣王無敵 (2009-06-23 19:08) 

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