コメント

高校野球は甲子園出場校が続々と
決まっています。


その中でも話題と言えば、花巻東の投手です。

彼は何十年に一人の素材の持ち主だと思います。

左であれだけのポテンシャルの高い投手は
そうはいません。


石井一(西武)、今中(元中日)よりも私は上だと思います。


彼へのプロスカウトのコメントを観ると、ほとんどが
一年目から一軍でローテで回れるとしています。

実はこれはよく考えると、まことおかしき話で、
非常に危険なコメント。

もちろんリップサービスもあるのだろうが、まだまだ身体は高校生。
しかも一年間を通して野球だけをやる体力など到底ないでしょう。

無理をして使えば、おそらく投げる事は可能です。
ただ鍛えなければならない時、過程を踏むべく事を
省いてしまうと、彼の能力を損なってしまう可能性があります。

おそらく故障すると思いますよ。

であれば、あまりに無責任過ぎるコメントになりますよね。

最低数年間は、下でじっくりと育成するようなプログラムを
組むべきです。

そして一度一軍に上がれば、その後はずっとチームのローテを守る
ような投手でなければなりません。

もしコメントでメッセージを発するのならば、余程慎重にしないといけないと
思います。


何故、ボストンに行った田沢君が、未だメジャーに上がらないのでしょうか?
彼は3A、2Aでしっかりと成績を残しています。

日本にいたら、間違いなく一軍で投げている事でしょう。

ここにメジャーの育成においてのシステムがあるはずです。
一度、検証しても良いと思います。


話はずれましたが、今後、目玉選手へのスカウトのコメントを見る際には、このような点に気をつけると
面白いと思います。

出でよ、救世主

タイガースが本当に元気がない。

どうしたんだろう?
今年はこのままズルズルと行くんだろうか?


こういう時、一番の打開策は救世主の出現。

巨人で云えば坂本選手のように若くて可能性を
秘めて、尚且つキャラクターの立つ選手が出てくる事。

今の阪神メンバーで云えば、桜井選手や林選手が
該当者でしょうか?

でも正直、新顔ではないなぁ・・・・。

私は個人的に桜井選手に期待している。
彼のやんちゃ坊主的な面が良い!

しかし、桜井選手は、ここ数年期待されながら、未だ
吹っ切れていない感じだ。

後考えられるのは、今岡選手の爆発的な巻き返しかな?
これもストーリ性が出来る。

タイガースの二軍には詳しくないので、その予備軍を
知らないのだが、一時的な活躍でも良いので、
チームを刺激する選手の出現が臨まれる。

やはりタイガースが強くないと、盛り上がらないですからね。

レベル

リリーフと云う仕事は本当に過酷です。

抑えても褒められず、打たれたら責められるし。
事故(打たれる)が起こらない限りはニュースになることもない。

勝てば、「00がホームランを打った」の一面になりますから。

「抑えました」ってニュースは先発投手の活躍以外ではほとんどないでしょう?

昨日で云えば、巨人ー横浜戦。
1点リードの8回に1死1塁で登板した豊田投手。

迎えるは3番の内川をまずは三振。
村田をベンチの指示で敬遠。

その後に佐伯選手にタイムリーを浴びてしまい、結局敗戦。

それまで彼は5月23日から12試合連続無失点を記録していました。

そりゃ、リリーフをやっている以上は、相手もプロなので打つこともある。

しかも打たれた安打は1本のみ。

これで敗戦の責任者みたいな書き方はあり得ません。

昨日の試合で言えば、もっと敗戦の大きな原因はありました。



しかし今日のニュースは豊田投手を「誤算」や夕刊タブロイドも
投手のマイナス要素しか書いていない。

彼のそれまでの経過は何一つ書いていない。

こんなアンフェアな事はない。

確かに豊田投手は実績ある選手であり、FAで巨人に移籍しているので
書きやすいところはあるだろう。

しかしこのように、あまりにこの書き手の野球を知らない記事には
選手側からすれば「暴力」に近いものがある。

試合経過や野球を知らない人からすれば誤解を招く記事だよ、ホント。

昔はきちんと取材して擁護する男気のある
記者がたくさんいましたけどね。

まぁ今でも若い人でもいますけど、そういう人ほど
デスクと衝突するようですけど・・・




一昔の野球ならば、確率から云って、投手が抑える可能性が
高かったのは事実です。

しかし現代は機械の発達による練習量の増加、技術や道具の進歩により打者の進化は
目覚しいものがあります。

ボールやバットも昔とは比較になりません。

しかもドームなんかは、まさしくバッターズスタジアム。

あれだけ狭くて、気圧も関係すれば、外野フライもホームランになります。


もうそろそろ、打者有利なニュースの伝え方を変えたほうが良い時期です。

投手が抑えることが、ホームランを放つことよりも価値があるニュースの
伝え方をしないと、今後投手を目指す選手が少なくなってきます。

選手生命も投手が短いのは言うまでもありません。
本当にパワーで抑える良い時期なんて長くは続きませんよ。

こうなると素質のある若者はメジャーに流れていきますよ。

お薦め

オールスターメンバーの発表があったが
今年のメンバーで一番のお薦めなのは
日ハムの糸井選手。

前にも書いた事があるが、彼のポテンシャルは
日本人のものではない。

将来、間違いなく球界を代表する選手になりますね。

特にここ数年で一挙に伸びると思います。

以前、私は糸井君を秋山さん(ホークス監督)のスケールを一回り大きくした感じと云いましたが
確実性を加えて、今は松井稼を秋山さんを融合させた感じさえ受けます。

とにかく身体自体のスケールが大きいので、これまでにない選手になる可能性を秘めています。

今後、日本人でも彼のように今までの日本人タイプではないスケールの
でかい選手が出てくる可能性も増えて来るかも知れません。


戦略

中日が上がってきました。

このチームは野球を知っているメンバーが揃っていますから、
これでセントラルも面白くなるでしょうね。

中日のキーはあくまで井端と荒木の両選手。

この二人が稼動すれば、チームは機能する。

しかしウッズ選手が抜けたかと思えば、新戦力でブランコなんて怪物が出てくるしね。
福留、川上、中村選手など主力がいなくなっても
誰かが出てくるチームの新陳代謝の良さ。

これも落合監督の戦略の賜物でしょうね。

そういった面ではパの西武も上手く世代交代が出来ているチームですが
今年に入って、唯一停滞しているのが投手陣。

やはり投手が一人前になるのは時間が掛かると云う事でしょうね。

岸投手や涌井投手などは珍しいケースであり、即戦力などは
おおよそ期待しない方が良いということです。


ただ使いながら育てるのが上手いのが西武の伝統。
しかも監督は投手出身の渡辺さん。

おそらく、秋の天王山で使える投手を今は見定めて
我慢しながら起用していると思います。

誰が出てくるのか?それとも今年は無理なのか?

ファンは必見だと思います。

まだまだ

宮崎県知事が騒がしい。

彼らの良いところは、タレント出身(まだそうなのかも)の強みで
メディアを上手く使う事が出来る。
テレビも彼の人気で率を狙う。
そして、彼を祭り上げる。

今回の自民党の動きも二人の人気にすがったところがある。


ボクは、彼がこれまでの閉鎖的な政治をオープンにしてくれた
ことは非常に大きな功績だと思うし評価したい。

しかしだからと言って、今の日本の舵きりを任せる事は
出来ない。

まだまだ経験不足だし、当然のことでしょう。

これで想い出したが、昔、知事をステップアップにして、総理大臣を目指した人がいた。
その方はいかにも地元の皆さんの為にといいながら、その先は常に中央を見ていた。

そしてアピール、スタンドプレーを繰り返し、国政に出た。

彼のプレーのお陰で、その地元は大きな負債が残った。
しかも地元はその情報さえはっきりわかっていなかった。


「ボクが出たら、自民党は絶対に負けさせません」
その自信は、見ていて危険さえ感じる。

最高の笑顔

昨日の巨人と広島の試合。

先発オビスポ投手の笑顔がとても印象的だった。

7回のピンチを豊田投手が抑えてくれた時、ベンチで彼を迎える
オビスポ投手の嬉しそうな笑顔はホント最高でした。

その嬉しさが、見ている側にも十分過ぎる程、伝わってくる。

やはり外国人は日本よりも感情表現が豊かである。

彼のような育成枠からの活躍は、チーム全体に活気を与えます。

二軍の選手にも「やれば俺にもチャンスがあるんだ」と勇気も与えます。

こうしてチーム全体の底上げにも繋がっていきます。


そして彼がインタビューで
「二軍の小谷コーチに感謝したい」と言っていたが
巨人で若手投手が育つ要因だということを忘れてはならない。

これは今、戦力が硬直している球団こそ
見逃してはならない事実である。

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