素晴らしい成績

ヤクルトの館山投手の連勝が昨日でストップ。

負けなかったので、ストップにならないのかな?


本人は反省しきりだし、監督さんは「珍しく悪かった」と
話していると書いてありました。

監督さんのコメントで気になるのは、そのニュアンス。

直接聞いてみないとわからないのですが、出来れば
もっと気の利いた話をして欲しかった。

だってずっと負けない投手はいませんし、調子を維持することなんて
生身の人間である以上無理な話です。

彼は14連勝ですよね。
今年のチームを支えている最大の功労者ともいえます。

打者で云えば、5割打たないと、
「こいつ調子悪いな」と言っているようなもの。
そんな風に云われたら、周囲は、「無理」と思うはずです。

私は投手出身だから、投手よりでモノを云ってしまいますが、
野手出身の方は、投手に対しては出来て当たり前の
ような事をいう事が多いんです。

特に年配の方に。


投手は所詮孤独です。

野手8人に対して投手は一人。

物理的に負けてしまいます。


以前にも書きましたが、
試合で0-1で負けてしまった後のロッカーや風呂場で野手同士は、
「今日は何本ヒット打ったぞ」何て結構明るく話しています。
その日好投しながら負けてしまった投手本人からすれば
「負けて、笑ってんじゃないよ。」と思うものです。


これが逆になると別です。
10-11で負けて、投手が少しでも隙を見せると
「お前、打たれて笑ってんじゃないよ」と云われるんです。
これは翌日の練習までひきづりますね。


そういえば、これも昔ですが、神宮のヤクルト戦だっかたかな。

試合は2-3で負けてしまったのですが、先発して
6回2点で抑えた若手投手が、試合後に風呂場で打撃コーチと一緒に
なった際、コーチに相手打者に打たれた球種を聞かれ答えたところ
「お前もまだまだやなぁ」と云われたそうです。

その若手投手はその言葉を聞いて、
「そんな事を言う前に、打てない打線の責任者であるお前は
俺に謝れよ。もっと打者をしっかり教えろよ。」
と思ったそうです。

多分その打撃コーチは、何の悪気はなかったと思いますよ。

投手には変わり者が多いと良く言われますが、この原因は、幼い頃から
このような環境にいるわけですから、仕方のない話で、
それぐらい強い気持ちを持たないと、やっていけないんです。

少し話題がそれましたが、ヤクルトの館山投手。
素晴らしい記録と成績です。
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