根本的な問題

横浜では球団の株主総会があったようで、その席で
オーナーが激怒したそうです。

怒りの矛先はフロント陣。

とにかく補強をするようにと指示されたようです。

ただ一時的に凌いでも、根本的なところを検証しないと
同じ事が繰り返されるだけです。

私は問題追求の先延ばしこそが大きな原因だったと思います。

でなければ、選手やファンに対して失礼です。

おそらく横浜のファンは「ベイスターズ」と云うブランドに対して
直接的、間接的に応援しているわけです。
ですから、球団は一番大事にしなければならないのはファンです。

例えば美味しくないのに、価格だけ高い食品を買う人は
いないと思います。
おそらく続かないでしょう。

もっと危機感を持たないと、いずれは離れていく気がします。


ベイのファンは、球団の方針が明確になれば、例え負けても
前向きな戦い方であれば納得してくれると思います。
元々、我慢強いファンの方が多いと思いますし。

そもそも今のチーム状況になった原因は現フロント陣だけの責任ではありません。
長い年月を掛けて今があります。

最近で云えば、何故鶴岡選手をトレードに出したのか?は問わなければなりません。
その年のオフに正捕手の相川選手がFAになることはわかっていたことです。

同じチームですから、相川選手の動向もある程度はわかるはずです。
その準備を怠った訳です。

しかも阪神から獲得した野口選手が、故障でもないのに一軍にいない。
まったく補強の体をなしていません。

もっと云えば、鶴岡君を育成するまでに、球団はどれだけの投資をしたかと云うこと。
捕手というポジションは育つまでに相当な時間を要します。

我慢して、我慢して、育成するものです。
彼は高卒で10数年が経過しています。

今の為に、球団は彼をドラフトから獲得してきたと思います。
と云って、鶴岡君に代わる選手もいません。

こういう問題の積み重ねだと思います。

ベイの若手は非常に活きの良い選手が多い。
何かのきっかけか、大きな柱を補強すれば、飛躍は可能です。

阪神の時の金本選手のように、チーム自体に刺激を与えられる
選手が必要です。

今、松井選手の来季も注目を集めていますが、横浜だって
面白いと思います。

金銭的な問題はあると思いますが、まずトライすることも必要です。

その姿勢が球団を変えていくのではないでしょうか?






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